江戸東京たてもの園友の会の講座「江戸東京の衣食住を学ぶ」の第2回講座が東京農工大学の科学博物館で開催されました。
衣と食が中心のテーマでしたが、江戸東京野菜を使った割烹「真澄」の松花堂弁当が出色でした。
午前が江戸東京野菜の食のお話しで、午後は衣についての科学博物館の見学でしたが、お昼はたてもの園友の会特注の松花堂弁当、江戸野菜をたっぷり使ったお弁当でした。
まず全体がカラフルでした。蓋を取った瞬間に目を楽しませてくれます。
左上に輪切りした大蔵大根がドンと置かれ、梅麸や江戸東京野菜の菜が添えられています。
右上にはかぶ葉入りの卵焼きに大蔵大根の大根餅、サゴチ柚庵焼、柚子大根、ピクルス(大蔵大根、亀戸大根、小カブ、レンコンにパブリカ)、若鶏の唐揚げなどの詰め合わせです。
左下はメインの玉子そぼろと二食ご飯です。東京野菜の昆布〆や酢バス、切り穴子の山椒煮、わさびなどが散らしてあります。
右下は上下二段に分かれ、上が塩もみの亀戸大根、下が新取菜の辛子浸しです。
わかめの汁もついています。
食べるのが勿体ないくらい。辛子やわさびもほどよく効いて和食の好きな私にとって素晴らしいご馳走でした。 (クマさん)